2010年10月16日土曜日

シミュレーションRPG制作用ツール「タクティクス

 ヒットポイントは本日(3月14日),「タクティクスチャレンジ!ダウンロード版」の無償提供とゲーム制作用アカウントの販売を,公式サイトで開始する。

 タクティクスチャレンジ!ダウンロード版は,ゲーム実行エンジン「タクティカルRPGプレイヤー3」と,制作ツール「タクティカルRPGエディター3」という二つのアプリケーションで構成されている。だいたい想像がつくと思うが,タクティカルRPGエディター3で制作したゲームを,タクティカルRPGプレイヤー3で遊べるというものである。


 
 制作できるゲームは,「タクティクスオウガ」やファイナルファンタジータクティクスシリーズに代表される,クォータービュー方式のシミュレーションRPGだ。ゲームの基礎情報,キャラクター,世界地図(全体マップ),バトルフィールドなどをエディターで設定でき,プログラムの知識がなくてもオリジナル世界/ストーリーのシミュレーションRPGを作れる。
 ただし,タクティクスチャレンジ!ダウンロード版には一部機能制限があり,すべての機能を使うためには,ゲーム制作用アカウントの購入が必要だ。ゲーム制作用アカウントは,「エントリー版」(税込み4900円)と「フルセット版」(税込み7800円)の2種類。エントリー版は,タクティカルRPGプレイヤー3とタクティカルRPGエディター3(機能制限なし)のセットで,フルセット版はこれにキャラクターやマップパーツなどの素材集が付属する。

 タクティクスチャレンジ!ダウンロード版には,タクティカルRPGエディター3で制作されたサンプルゲームが用意されているので,まずはどんなゲームが作れるのかを試してみよう。




タクティカルRPGを「遊ぶ」ことと「作る」ことを楽しめる『タクティクスチャレンジ!』ダウンロード版公開&ゲーム制作アカウント販売開始


有限会社ヒットポイントは本日3月14日より弊社ウェブサイト(http://www.hitpoints.net/)にて『タクティクスチャレンジ!』ダウンロード版の無償提供と、ゲーム制作アカウントの販売を開始致します。(対応環境:Windows XP/2000/Vista)

■タクティクスチャレンジ!ダウンロード版公開

『タクティクスチャレンジ!ダウンロード版』には2つのアプリケーションが収録されています。

?ゲーム実行エンジン「タクティカルRPGプレイヤー3」
?ゲーム制作ツール「タクティカルRPGエディター3」

この2つのアプリケーションを利用してタクティカルRPGを「遊ぶこと」と「作ること」の両方で楽しむことができます。


■タクティカルRPGプレイヤー3

タクティカルRPGエディター3で制作したゲームをプレイするためのゲーム実行エンジンです。弊社提供のサンプルゲームやユーザーが制作した作品をプレイできます。

ゲームシステムは「世界地図を冒険し、街の斡旋所などでクエストを受けてバトルを行なう」というスタンダードなものです。クラスチェンジや召喚魔法、分身の術などバトルへのこだわりを発揮できる要素を多く実装し、また大きな特徴として自作のキャラクター画像を使用してゲームを遊ぶ「プレイヤーカスタマイス」機能を備えています。

ゲームの仕様や遊び方についてはオンラインドキュメント「ゲーム攻略ガイド」で解説しています。


■タクティカルRPGエディター3

タクティカルRPGプレイヤー3で実行可能なゲーム作品を制作するためのツールソフトです。

「ゲーム名などの情報を設定する」
 ↓
「主人公キャラクターを作る」
 ↓
「世界地図をデザイン」
 ↓
「バトル設定(バトルフィールド、登場キャラクター等)を行ないクエストを作る」

という流れでゲームを制作でき、プログラムやスクリプトなどの知識は必要ありません。

ゲームの制作方法についてはオンラインドキュメント「ゲーム制作ガイド」で解説しています。

なおダウンロード版では試用モードとして実行可能で、一部機能制限がかかります。

※非営利目的に限りますが、試用モードで制作した作品も公開することができます。



■その他の収録内容

?サンプルゲーム2作品
?操作設定ユーティリティー(ゲームコントローラーのボタン設定カスタマイズ用)


■製品版タクティカルRPGエディター3(ゲーム制作アカウント)の販売

弊社ウェブサイト上のオンラインショップにて製品版「タクティカルRPGエディター3」(ゲーム制作アカウント)の販売を開始いたしました。

製品版タクティカルRPGエディター3には「エントリー版」「フルセット版」の2つのバージョンがあります。

「エントリー版」
内容:ゲーム制作アカウントのみを提供いたします。
販売価格:4900円[税込]
備考:銀行振込/郵便振替/代金引換配送をご利用いただけます。

「フルセット版」
内容:ゲーム制作アカウントに加え、ゲーム制作で利用可能なたくさんの素材データ集を提供します。
販売価格:7800円[税込]
備考:代金引換配送をご利用いただけます。


■関連URL

?ヒットポイントウェブサイト(TOP)
http://www.hitpoints.net/

?ダウンロード版提供ページ:
http://www.hitpoints.net/pc/downtc3.html

?ゲーム攻略ガイド
http://www.hitpoints.net/tc3guide/p00index.html

?ゲーム制作ガイド
http://www.hitpoints.net/tc3guide/e00welcome.html

?エディター試用モードについて
http://www.hitpoints.net/tc3guide/e95trial.html

?タクティクスチャレンジ!製品情報
http://www.hitpoints.net/shop/tc3.html

引用元:ローズ(Rose) 専門サイト

2010年10月12日火曜日

2月新設住宅着工戸数は前年比‐0.8%との予測

 [東京 26日 ロイター] ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、31日午後2時に国土交通省が発表する2月の新設住宅着工戸数は、前年比0.8%減が予測中央値となった。前月(8.1%減)から減少率は大幅に縮小する見込みで、場合によっては15カ月ぶりにプラスに転じるとの見通しもある。季節調整済み年率換算は86万8000戸の見通し。
 エコノミストからは、先行き不安などから抑制されていた住宅需要に関して、「景気回復の認識が広がったことで、ペントアップ?ディマンドが顕現化しつつあり住宅着工は持ち直しの動き」(伊藤忠商事)との指摘が出ている。在庫調整の進展で「マンション建設に回復の兆しがみられる」(信金中金総合研究所)という。
 前年比で増加に転じるとの見通しもある。雇用?所得環境が「最悪期を脱しつつあることに加え、住宅購入支援策の効果が出てきた」(大和総研)との声や、「前年の反動が出ることもあり、前年比でわずかにプラス転換する」(モルガン?スタンレー証券)との見通しが出ていた。
 留意点としては、住宅着工は「底入れしたが回復力は強くない」(みずほ証券)との指摘もあった。
 (ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)

【関連記事】
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? 7月新設住宅着工は‐32.1%、建設工事受注額は最大の下げ幅

引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局

2010年10月5日火曜日

検索各社が目指す「検索体験のスピードアップ」【前編】

Google は前年度2009年、様々な新機能をリリースした。これら新機能の多くには、ユーザーの「検索体験のスピードアップ」という目的が念頭にある。

「検索体験のスピードアップ」とは、検索にあたってのユーザーの無駄なクリックと時間を最小限に抑え、必要な情報を提供するという、ユーザーの検索体験向上のための考え方の一つである。また、Yahoo! や Bing もユーザーの利便性を考えた各種機能を提供しており、これらの背景にも、ユーザーの検索体験向上に関連した「検索体験のスピードアップ」が目的として存在する。

では、これを根本として順次リリースされる新機能に、各企業の Web 運営者はどのように対応していけばよいか。今回の前編では Google について取り上げ、後編では Yahoo!、Bing の取り組みについて紹介しながら、Web 運営側がとるべき対応について記載する。

■Google の取り組み
Google が2009年にリリースした新機能のうち、「検索体験のスピードアップ」に関連するものには下記が挙げられる。

(1)キーワード入力から必要情報ページ表示までの時間短縮
例えば、英語版 Google で「weather chicago」と検索してみよう。シカゴの「chi」の入力が終わるか終わらない内に、その日およびその日から3日間の天気(晴れや曇りのマークと最高/最低気温)が関連検索ワードボックス内に表示される。(※1)

また、英語版 Google で「google map」と検索すると、関連検索ボックス内に Google Maps の URL が表示される。これにより、通常の検索結果画面から特定の URL をクリックする手順を踏まずに、ユーザーは直接 Google Maps のサイトに訪問することができる。(※2)

(2)検索結果画面にパンくずリストを表示
これは、検索結果に表示されたページが、該当サイトにおいてどの位置に属する情報かを分析し、「そのページが所属するカテゴリ」をパンくずリストとして検索結果画面に表示する機能である。

例えば、パナソニックのデジタルカメラ、型番 XX-XXX という製品があったとしよう。この製品の情報を掲載したページを、サイト上の「製品」>「デジタルカメラ」>「コンパクトサイズ」というカテゴリ下においたと仮定する。

すると、キーワード「XX-XXX」で検索して、該当ページが検索にヒットした時、検索結果画面上に、「デジタルカメラ>コンパクトサイズ」という文字列が表示される。これによりユーザーは、パンくずの文字列を通じて文脈を判断することが可能になり、目当ての情報があると確信してクリックすることができる。

また、パンくずをクリックすることで、その関連ページにも直接アクセスすることが可能となる。

(3)リアルタイム検索
Twitter のブレイクも影響して「最新の情報にもアクセスしたい」というユーザーのニーズが高まる中、英語版 Google は2009年12月にリアルタイム検索を発表した。これは、「たった今世界で何が起きているか」を検索することができる機能である。

リアルタイム検索の検索結果画面では、数秒前に公開されたばかりのブログ記事やニュースのヘッドラインに加えて、Twitter や Facebook、FriendFeed で流れるオンタイムの情報がスクロール表示される(リアルタイム検索は2010年1月12日現在、英語版 Google のみで利用可能な機能)。

なお、英語版 Google のリアルタイム検索は、Google Trends の「hot topic」から試すことができる。ここで、検索結果表示中もリアルタイムに情報が更新されていく様子が確認できる。

ただし、リアルタイム検索にはある課題が存在する。リアルタイム検索で表示される情報には「最新」という価値があるが、オンタイムで生成される情報は膨大であり、その中にはユーザーにとって価値の低いもの多く存在する。ある程度の関連性と信頼性をリアルタイムの検索結果に反映させることができなければ、ユーザーは多量のノイズと接触することになる。

しかし、リアルタイム検索に何らかのフィルターをかければ、それは「リアルタイム検索」ではなくなってしまう。この課題は今後、リアルタイム検索がどれだけユーザーの役に立つかに関わってくるだろう。

また、リアルタイム検索ではないが、日本版 Google でも、検索結果画面に表示される「検索ツールを表示」をクリックすると、期間(最近の結果、24時間以内、1週間以内、1年以内、特定の期間)でフィルターができるようになっている。これは、「この期間の情報が知りたい」ということが明確になっているユーザーに対して、できるだけ必要な情報のみを届けようという機能である。(※3)

(4)リッチスニペット
検索結果のスニペット(説明文)欄に、ユーザーの総合評価、レビューの件数や評価(☆マーク)、レビュー投稿者や製品の価格帯など、ユーザーに便利で有益な情報を表示する機能である。

検索結果画面上に表示されるこれらページに含まれる情報の一部は、ユーザーにとってクリックの前にその情報が必要かどうかの判断材料となる。(※リッチスニペットの表示はランキングアルゴリズムで決定するため、構造化データに対応しても必ず表示されるとは限らない)

また、Web 運営側にとっては、これまでの「タイトル」「説明文」「URL」の情報に加えて「レビュー情報」や「価格情報」などの詳細な情報を伝えることができるため、サイトへの流入増加に繋がるなどのメリットが考えられる。

現に Google は、製品やサービスのレビューや評価情報を表示することで該当ページの有益性が分かりやすくなり、より効果的にユーザーを Web サイトへ誘導できるようになったとの実験結果を報告している(Google webmaster central ブログより)。

なお、リッチスニペットを利用するには Web ページの情報の構造化を要する。マイクロフォーマットや RDF などを利用した構造化データをページに付加して、Google に専用フォームから申請する必要がある。

(5)ページの表示速度の PageRank への影響
Google の Matt Cutts 氏は、Web ページの表示速度も PageRank の算出の1つの要素として考えていることをコメントしている。

これは、ページの表示速度が遅ければ、その分ユーザーに無駄な時間をとらせることになり、逆に早ければより短い時間でユーザーに情報を届けることができるという考えが元になっていると推測できる。

このように Google は、ユーザーが必要情報に辿りつくまでのプロセスが、最短時間、最小クリックになるよう支援しているのである。
(※1、※2、※3で記載している具体例は、2010年1月12日現在の情報である)

(執筆:株式会社アイレップ SEO グループ SEO チーム 本多志帆)

記事提供:アイレップ

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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト